
訪問看護って「お年寄りのもの」だと思ってる方、めちゃくちゃ多いんだよね〜。違うんですよ!引きこもりの子どもにも使えるし、ぼく自身がそれをやってきたから、現場の話を正直に話すね。
📋 この記事を読めばわかること
- 引きこもりに訪問看護が使える条件
- 実際に何をしてくれるのか(初回〜継続訪問)
- 費用・保険適用のしくみ
- 向いているケース・向いていないケース
- 相談から開始までの流れ
訪問看護って、引きこもりにも使えるの?
【画像:玄関先で話している看護師と家族のイメージ】
訪問看護って、お年寄りが使うものじゃないの?うちの子みたいなケースでも使えるの?

これ、めちゃくちゃよく聞かれるんだよね〜。使えます!年齢制限もないし、10代・20代でも全然OK。「精神科の訪問看護」というジャンルがあって、引きこもりにも対応できるんだよね。
そもそも訪問看護とはなにか
訪問看護とは、看護師や精神保健福祉士などの専門職が自宅に訪問して、医療・看護・生活支援を行うサービスです。 高齢者向けのイメージが強いですが、実際には**精神科領域の訪問看護**というジャンルがあり、うつ病・統合失調症・発達障害・引きこもりなど、精神的な困難を抱える方への支援も行っています。 年齢制限はありません。10代・20代でも利用できます。引きこもりに訪問看護が使える条件
訪問看護を利用するには、原則として**医師の指示書**が必要です。つまり、かかりつけの精神科・心療内科の医師が「訪問看護が必要」と判断した場合に利用できます。
うちの子、病院にも行けてないんだけど…。そういう場合は使えないの?

「病院に行けないから訪問看護も使えない」って思い込んでる方が多いんだけど、そんなことないんだよね!ステーションによっては、受診同行や受診前の相談支援もやってるから。まず相談だけしてみてほしいんだよね。
💡 このセクションのポイント
- 訪問看護は高齢者だけのものではない。10代・20代でもOK
- 精神科の訪問看護は引きこもりにも対応できる
- 病院に行けていなくても、まず相談だけでOK
引きこもりへの訪問看護、具体的に何をしてくれるのか
【画像:部屋で看護師と話している若者のイメージ】
実際に来てもらったら、何をするの?注射とか処置とかじゃないよね?

全然違うよ!最初は「ただそこにいるだけ」って感じ。処置も指導もしない。信頼関係を作ることが一番大事で、それなしに何かしようとしても逆効果なんだよね〜。
初回訪問でやること
初回訪問で一番大切なのは、**信頼関係を作ること**です。処置も指導もしません。 ぼく自身が精神科の訪問看護師として初回訪問に行くとき、まず心がけていたのは「何もしないこと」でした。話しかけすぎない。アドバイスしない。ただそこにいる。 引きこもりの方は、長い期間、外の世界との接触を絶ってきています。見知らぬ人間が突然家に来ること自体、大きなストレスです。最初は玄関先で5分話すだけでも十分です。 ある訪問では、初回は部屋のドア越しに「来ましたよ」と声をかけただけで終わりました。それでもその次の週、ドアが少しだけ開いていました。
ドア越しに声をかけるだけで終わることもあるんだね。それでも意味があるの?

意味あるよ、すごく!「安全な人が来た」って記憶が少しずつ積み重なるんだよね。焦らずに続けることが、一番の近道なんだよね〜。
継続訪問で変わっていくこと
週1回・1回30〜60分の訪問を続けていくと、少しずつ変化が出てきます。 ぼくが訪問看護で関わった19歳の女性のケースを思い出します。発達障害とうつ病を抱え、幼少期からいじめを経験して引きこもっていた彼女は、初回訪問では母親と一緒に疲弊しきった表情で座っているだけでした。お母さんは涙をこらえながら「もうどうしたらいいかわからない」と言いました。 傾聴から始めて、少しずつ本人の「好きなこと・嫌いなこと・やりたいこと」を一緒に整理していきました。初日から奇声が消えました。数ヶ月後には外出できるようになり、オンラインスクールで勉強を始め、障害者雇用でイラストレーターを目指すまでになりました。 訪問看護で変わっていくことには、こういったことがあります。 ・生活リズムが少しずつ整ってくる ・外部との接点ができ、孤独感が和らぐ ・本人が自分の気持ちを言葉にできるようになる ・親御さんへの対応のアドバイスができる ・必要に応じて医療・福祉サービスへつなげる看護師だからできること
訪問看護の強みは、看護師という医療の専門家が関わる点です。 ・精神症状の変化をアセスメントできる ・服薬管理・体調管理も同時に行える ・緊急時の対応・救急搬送の判断ができる ・主治医との連携が取れる ぼくが訪問していた18歳の男性のケースがあります。ある夕方、嫌な予感がして通常より早く訪問すると、廊下で呼吸が荒い状態で座っていました。異食とアレルギー食材の摂取によるアナフィラキシー症状と判断し、すぐに救急搬送しました。命が助かりました。 看護師が関わるからこそできることが、確かにあります。
[speech_balloon_right1 user_image_url="http://oyako-support-navi.com/wp-content/uploads/2026/04/12-2.png" user_name="はぐれもん"]そう!カウンセラーとの一番の違いはそこかな。医療の専門家だから、心のケアだけじゃなくて体のことも同時に見られるんだよね。[/speech_balloon_right1]
💡 訪問看護でできること・まとめ
- 初回は「信頼関係を作ること」が最優先。処置・指導はしない
- 継続することで生活リズム・外出・言語化が少しずつ改善
- 緊急時の対応・医療との連携ができるのが看護師の強み
費用・保険適用はどうなるのか
【画像:保険証と書類のイメージ】
[speech_balloon_left2 user_image_url="http://oyako-support-navi.com/wp-content/uploads/2026/04/5-2.png" user_name="パパさん"]費用が心配なんだけど、保険は使えるの?毎週来てもらったらいくらくらいかかるんだろう。[/speech_balloon_left2]
[speech_balloon_right1 user_image_url="http://oyako-support-navi.com/wp-content/uploads/2026/04/12-2.png" user_name="はぐれもん"]これ、意外と安く使えるんだよね〜。特に「自立支援医療制度」を使うと自己負担が1割になるから、知ってるか知らないかで全然違うんだよね![/speech_balloon_right1]
医療保険・介護保険の適用条件
精神科の訪問看護は、**医療保険**が適用されます(介護保険ではなく)。
適用条件は以下の通りです。
・精神科・心療内科の医師が訪問看護指示書を発行している
・対象の精神疾患がある(うつ病・統合失調症・発達障害など)
引きこもりそのものは疾患名ではありませんが、引きこもりに伴う精神疾患(うつ・不安障害・発達障害など)がある場合、医療保険が適用されます。
自己負担の目安
特に**自立支援医療制度**は、精神科の訪問看護を継続的に利用する場合に非常に有効です。申請は市区町村の窓口でできます。ぜひ活用してください。
[speech_balloon_left2 user_image_url="http://oyako-support-navi.com/wp-content/uploads/2026/04/5-2.png" user_name="パパさん"]自立支援医療って、どこで申請できるの?難しそうだな。[/speech_balloon_left2]
[speech_balloon_right1 user_image_url="http://oyako-support-navi.com/wp-content/uploads/2026/04/12-2.png" user_name="はぐれもん"]市区町村の窓口でできるよ。難しくないから安心して!訪問看護ステーションのスタッフが一緒にサポートしてくれることも多いんだよね〜。一人でやらなくて大丈夫![/speech_balloon_right1]
無料で使える公的サービスとの違い
「相談支援センター」や「ひきこもり地域支援センター」などは無料で使えますが、あくまで**相談・情報提供**が中心です。
訪問看護は実際に自宅に来て、継続的に関わり続けます。「話を聞いてもらう」だけでなく、「一緒に生活を立て直していく」という点が大きく異なります。
💡 費用・保険のポイント
- 精神科の訪問看護は医療保険が適用される
- 3割負担で1回900〜1,500円程度が目安
- 自立支援医療制度を使うと1割負担に軽減できる
- 申請は市区町村の窓口でOK。ステーションがサポートしてくれることも
訪問看護を使ってよかったケース・向いているケース
【画像:家族が安心して話している温かいイメージ】
[speech_balloon_left1 user_image_url=”http://oyako-support-navi.com/wp-content/uploads/2026/04/1-3.png” user_name=”ママさん”>うちの子に使えるかどうかって、どう判断すればいいの?

チェックリストみたいな感じで見てみてね。当てはまるものが多いほど、訪問看護が助けになる可能性が高いよ!
こんな状態なら訪問看護が助けになる
・病院や相談機関に連れて行けない ・引きこもりが6ヶ月以上続いている ・自傷行為・暴言・暴力がある ・精神科に通院しているが状態が安定しない ・親御さん自身が限界に近い ・子どもが誰とも話さない状態が続いている ぼくが開設した訪問看護ステーションに連絡してくる親御さんの多くは、「もう限界です」という言葉とともに電話してきます。そのタイミングで動き出せたことで、状況が変わったケースを何度も見てきました。逆に、今は時期ではないかもしれないサイン
・引きこもりになってまだ1〜2ヶ月で、状況が見えていない ・本人が「誰も家に入れたくない」と強く拒否している ・まずは親御さんだけでの相談から始めた方がいい段階
焦って動いても逆効果になることもあるんだよね。「まだ早いかも」と思う場合は、まず親御さんだけで相談窓口に行くのが現実的な最初のステップだよ!
訪問看護の探し方・始め方
【画像:スマートフォンで検索しているイメージ】

流れはシンプルだよ!難しく考えなくていいんだよね〜。まず相談するだけでOKだから、ハードル低く考えてほしいな。
かかりつけ医・精神科に相談する
すでに精神科・心療内科にかかっている場合は、担当医に「訪問看護を使いたい」と伝えるのが最も確実です。医師が訪問看護指示書を発行することで、保険適用での利用が始まります。訪問看護ステーションに直接問い合わせる
「精神科訪問看護」に対応しているステーションに直接問い合わせることもできます。ステーション側が受診同行や相談支援から一緒に動いてくれるケースもあります。 検索する際は「精神科 訪問看護 ○○市」で探すと見つかりやすいです。相談から開始までの流れ
💡 始め方のポイント
- まず「精神科訪問看護 ○○市」で検索して電話するだけでOK
- 病院に行けていなくても相談できる
- 相談から開始まで早ければ1〜2週間
- 「準備が整ってから」と思わず、まず動いてみる
まとめ:一人で抱えなくていい
引きこもりの支援で一番難しいのは、「外に出られない」という状況です。相談しに行こうにも、病院に連れて行こうにも、子どもが動けない。 訪問看護は、その「動けない」状況に対応できる、数少ない支援のひとつです。 ぼくが訪問看護ステーションを開設したのも、「来られない人のところに行く」支援がどうしても必要だと感じたからです。開設から4ヶ月で黒字化できたのは、それだけニーズがあったということだと思っています。 親御さん一人で抱えないでください。まず相談するだけでいい。電話一本から、動き始められます。
「うちの子に使えるかどうかわからない」という段階でも相談してOKだよ!使えるかどうかの判断も含めて、一緒に考えます。一人で悩まないでね。

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